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【北海道・男子大学生死亡】脚には「龍のタトゥーシール」…逮捕された川村葉音容疑者(20)の同級生が明かす「暴力的側面」と「恋愛への執着心」

NEWSポストセブン 2024年10月31日 18時55分

 10月26日早朝、北海道江別市の公園で全裸で倒れた状態で千歳市に住む大学生、長谷知哉さん(20)が見つかった事件。長谷さんの顔や上半身に激しい暴行を受けた痕があり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 北海道警は30日までに、長谷さんの交際相手の八木原亜麻容疑者(20)、その友人の川村葉音容疑者(20)、未成年の男4人の計6人を傷害致死容疑などで逮捕した。八木原容疑者は長谷さんと交際関係にあったといい、痴情のもつれが原因とみられている。

 川村容疑者は、八木原容疑者と地元も近く、同じアルバイト先で働く友人だった。川村容疑者のSNSには、八木原容疑者と一緒にうつる投稿がいくつもあり、仲が良かったようだ。ほかにも、脚に龍のタトゥーシールを貼った写真や、交際相手の男性と旅行をしている投稿などがある。

「川村容疑者は釧路市内の中高を卒業後、江別市内の大学に通っていました。大学では勉強をするというよりも、地元の友人と遊んだり、八木原容疑者と同じコンビニのアルバイトに力を入れたりしていたようです。長谷さんに対する暴行で、主要な役割を果たしたとみられる未成年の男らは、八木原容疑者との関係はわかっていませんが、少なくとも川村容疑者の知人らであると道警はみています」(同)

川村容疑者の同級生が明かす「素顔」

 友人の男らの力を借りて、川村容疑者が暴行を主導したのだろうか。取材を進めると、容疑者は今回の事件の原因のひとつとみられる“恋愛”について、独特の価値観をもっていたようだ。小中学校時代の同級生の女性が話す。

「葉音は小学校時代に仲良くしていました。でも性格はやんちゃで、いじめまがいなことをしていたり、人のものを盗んだりしていて、問題児でした。先生からはしょっちゅう注意を受けていたイメージがありますね。言葉遣いもあまりよくなくて、怒り口調で『〜べや!』『ふざけんな!』がよく印象に残っています。

 いじめまがいというのは、ターゲットにする友人の不確かな情報を第三者に流すんです。『●●は▲▲が好き』『◆◆は★★が嫌い』みたいな……。それもあって、彼女を信用する人が少なくなり、距離を置く人が増えた気がします。私もそのひとりです。このようなことを言い回って恋愛に関することでもつれていました」

 友人の恋愛関係をかき乱していたという川村容疑者。別の同級生はこう話す。

「彼女は女子バスケ部でしたよ。男子からも女子からも嫌われてはいました。小学校の頃から悪いイメージしかなくて、中学校にあがってからもそのまんまみたいな……。

 暴言とかを人の目の前で吐くんですよ。壁を殴るとかもあった。理不尽に怒ったり、暴言言ったりのイメージです。私の記憶では男子にも暴力を振るっていたと思います。それで親が何回か中学に来ていた」

 川村容疑者の恋愛関係についてはこう話す。

「(交際相手が)いるにはいましたね。すぐ付き合って、別れて、を繰り返してた。今の彼氏がいちばん長いって本人が言っていましたよ。ただ、その彼氏が別の女の子と遊びに行ったり、家に帰ってこないことが多いそうです。だから『浮気されているかも』っていう相談を2~3回ほど私は受けているんですが、『それは別れなよ』って毎回言っているんですけど別れない。相談の意味がないんですよ。それ以来あんま話さなくなっちゃいましたね。葉音は男に依存するタイプです」

 さらにこう続ける。

「小中で同じ人に11回告白したとかあったんですよ。結局付き合ってはないけど。男子バスケのキャプテンで、人柄も良くてモテる感じの人だった。恋愛に関しては、自分からグイグイいく肉食なタイプ。相談されるんですけど、聞かないし、いつの間にか付き合ってたり別れたりしてる。あれは、絶対私に自分の恋愛を言いたいだけ」

 こう同級生女性は切り捨てた。

 恋愛に執着心をもち、暴力的な側面も垣間見える川村容疑者は、友人である八木原容疑者の“痴情のもつれ”をどのように考えたのか。道警の取り調べが続いている。

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