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《皆こうゆうの待ってるでしょ》通称ムキ子の美人アスリートが「絶対領域」披露と「ファンクラブ開設」月額2万円強で彼女と何ができるのか

NEWSポストセブン 2024年11月7日 11時15分

 インスタグラムやTikTok、XなどのSNS隆盛で、一般人でも何か1つをバズらせたら、一夜にして人気者になれる時代。この夏も、何人もの美人アスリートたちが水着など“意外な一面”となる写真を投稿するなどして話題を集めた。中でも、関西在住の実業団チーム・アストライア明石AC所属の美人陸上選手・榎本樹羅(23才)は、一味違った個性で注目を浴びている。

「私ってムキ子なんです」

 そんなキャッチフレーズとともに、マッチョな肉体美を披露し続けて、ついにはファンクラブを開設するまでの人気を獲得したのだ。特に、8月22日にXに投稿した兵庫・淡路島での海水浴時のビキニ姿は衝撃的で、インプレッション数は300万件を超えた。

「ビキニ上下の間の腹筋は、見事なまでのシックスパック。浮き輪に乗る写真で披露した左肩は、まるでロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(30才)のように盛り上った“メロン肩”なんです。それでいて笑顔がまぶしい美女だから、コメント欄も大賑わいでしたね。《かっこええ~! でもセクシー》、《健康的で素敵です、結婚したい!》などと彼女のファンが増えたようでした」(スポーツライター)

 本人も「えっと、本当に私ってムキ子なんですね、たくさんのいいねありがとうございます 見つけてくれてありがとう」と感謝。主な競技実績は、昨年の立命館大学4年時の日本インカレでの走り幅跳び7位、2018年四国学院大学香川西高校時代の国体5位と、さほど目立ったものではないが、もはやアイドル的な人気になりつつある。

 フィットネス系ネット媒体ではコラム連載をスタートさせて、スポーツウェアのモデルにも抜擢された。TikTokでは定期的にライブ配信、8月25日には「(Xの)フォロワー1万人達成記念にと、公式ファンクラブ「ムキ子GYM」を開設した。

 会費は、月額1100円の「ブロンズムキ子」、5500円の「シルバームキ子」、そしてそこからグンと高額になった2万2000円「ゴールドムキ子」の3コース。本人に会えるイベントを開催したり、彼女のチェキがもらえたりするという。また、最上ランク「ゴールドムキ子」の会員は、SNSでDMのやり取りができたり、1対1でのビデオ通話やオンラインの筋トレ講座を受けられる。

”長所”を行かして、本業を長く続けるためか

 あるスポーツ紙記者は「アマチュアスポーツ選手たちは、五輪メダリストでもない限り、誰もが資金難にあえいでいます。榎本選手も、それなりに良い環境で練習して競技を続けるためには、スポンサーが必須。有料ファンクラブもその一環なのでしょう。グラビアアイドル気分で、ちやほやされたくてやっているわけではないはずで、彼女の取り組みは、他のアスリートたちの参考になるかもしれません」と説明した。

 たしかに、同じ8月にダイナマイトボディーのビキニ姿をインスタグラムで披露して大バズりした、カトパンこと加藤綾子アナ(39才)似の女子プロテニス選手の園田彩乃(28才)も、見た目の華やかさとは裏腹に、実際は苦労人だった。世界的にバズった水色ビキニはわずか900円の激安品で、クラウドファンディングで試合の遠征費用を募っていた過去もあった。

「周囲から美人と褒められていた榎本選手も、自分の“長所”を生かして、少しでも本業を長く続けていこうという思いなのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)

 10月27日には「はい、皆こうゆうの待ってるでしょ」と、ドキリとさせるコメントともに添えた写真は、ホットパンツにロングブーツ姿の彼女で、太ももの“絶対領域”が披露されていた。だが、彼女が言う「こうゆうの」は、太ももではなく、そこに添えられた両手だったようだ。「無数の血管が浮き出た両手の甲のアップを見せたかったようですね。そのアスリートらしい手には多くのフォロワーが反応していたので、まさにファンは“待ってた”と言えますね」(前出・スポーツ紙記者)。

 しかし、この投稿もわずか2日でインプレッション数が450万件を突破すると、アンチコメントも激増した。10月29日には、「ニュースになるのうれしいけど、それと同時に勘違い女とか承認欲求女とか、そんな言葉が並ぶのを見るたびに傷つくし心が痛むんよ、、 私も1人の人間だよ うえーんみてるんだからー ビエー」と、辛い胸の内をポストした。

 前出のスポーツ紙記者は、諭すようにこう続けた。「美人と褒められてうれしくないわけはないでしょう。ただ、プロ野球やプロサッカー選手たちと違い、アマチュアスポーツのアスリートたちは、本当に環境に恵まれていません。榎本選手だけでなく、どんな形であれ人気者になって仕事や収入のチャンスを得たアスリートたちのことは、どうか快く応援してあげてほしいです」。

 きっと榎本も、華やかな笑顔の裏で人知れぬ苦労を背負って、夢を追い続けている。

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