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《インテリアにもなじむ洗練されたデザイン》2段構造のセンサー式ゴミ箱、米やペットボトル保管にも利用可能

NEWSポストセブン 2024年11月20日 16時15分

 1997年に中国で設立された「EKO」は、ゴミ箱やキッチンアイテムなどの家庭用品を展開するグローバルメーカーだ。なかでもステンレス製のゴミ箱は年間1000万台が生産され、世界158か国で販売。今回は上下段に分かれた、2段式の製品を紹介する。

「一般的なセンサー式のゴミ箱は蓋を開ける際、モーターの力のみで稼働しますが、本製品はモーターの回転をバネがサポートするので、モーターへの負荷が軽減され、破損しにくい。電池の消費量も抑えられるので、アルカリ電池使用で1万5000回の開閉テストをクリアしました」(同社営業部の山田将晴さん・以下同)

 上面の手前中央に人感センサーがあり、約20cmの高さまで赤外線が放出される。手をかざすと約90度まで蓋が開き、5秒後に自動で閉じる仕組み。ゴミ箱に直接触れないので衛生的だ。

「カウントダウンディスプレイに、蓋が閉じるまでの時間が青い光で表示されます。また、タッチスイッチによって、手動でも操作が可能です。掃除中や調理中など必要に応じて、蓋が開いた状態の時間を調整できます」

 ちなみに、赤外線センサーが感知するゾーン以外は反応しないため、前を通過しただけで蓋が開く心配はない。

 また、蓋の開閉は「マグネットリセットシステム」によってIC(集積回路)で制御される。

「閉まる位置を正しく記憶しているので、蓋がずれたり開きっぱなしになるのを防ぎ、常にピタリとはまります」

 その密閉性は高く、においの拡散を抑制。上段内側には脱臭フィルターを収納する消臭ポケットも付いており、気になるにおいを軽減する。

 さらに、上下段ともインナーボックス仕様で取り外せるため、水洗いが可能。それぞれのボックスにはゴミ袋の端を通す穴があり、きっちりと取り付けられるのもありがたい。

 下段は、ペダルを足で踏むと手前に15cmほど開く。キャスターも内蔵されており、取っ手を引っ張れば全体を引き出せるのも使い勝手がいい。瓶や古紙など重量のあるゴミの廃棄だけでなく、米やペットボトルの水などの保管スペースとして利用することもできる。

 機能性の追求だけでなく、どんなインテリアにもなじむ、ゴミ箱の概念を覆す洗練されたデザインも魅力的だ。

【DATA】
『ヒマラヤ センサービン』/EKO JAPAN/3万8500円
サイズ/幅41.5×奥行き31.5×高さ80cm
容量/上段35L、下段25L
重量/9.5kg
使用電池/単3×4本
主な材質/ステンレススチール、ポリプロピレン、ABS樹脂

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2024年11月28日号

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