「まりやさんは、のろけるように達郎さんの話をよくされます。古希を前にして、40年以上連れ添ったいまも、達郎さんへの“LOVE”を感じますね」
竹内まりや(69才)・山下達郎(71才)夫妻の知人はこう語る。芸能界随一の“レジェンドおしどり夫婦”の絆はあまりにも深い──。今年、デビュー45周年を迎えた竹内。10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした。
「オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得。69才7か月での受賞は女性アーティストとして歴代最年長です。近年は代表曲『プラスティック・ラブ』を起爆剤として国内外でシティポップブームが起きるなど、幅広い層に愛されている」(音楽関係者)
『NHK紅白歌合戦』への出場も取り沙汰される。
「先日発表されたリストに竹内さんの名前は入っていませんでしたが、2019年、デビュー40周年のときには『特別企画』枠として初出場。ほかのアーティストよりも1週間ほどあとに出場が明らかにされました。この10月にはデビュー45周年を記念した特別番組がNHKで放送されるなど、局内での評価も高い。今後、出場がサプライズ発表される可能性も大いにあります」(NHK関係者)
今年で結婚42周年のふたりは、公私にわたるパートナーだ。
「達郎さんは、まりやさんの楽曲のプロデュースとバックバンドのバンドマスターを務めています。デビューアルバムの楽曲を達郎さんが担当したことで出会い、同棲生活を経て3年後に結婚。ふたりで一人娘を育て上げました」(前出・音楽関係者)
日本を代表するシンガーの竹内だが、10年単位でしかツアーを行わないことでも知られる。活動をセーブするのは、夫への深い思いによるものだという。
「まりやさんは以前、雑誌のインタビューで《達郎自身の音楽制作やライヴに使えるはずだった時間を私に分けてくれていることに、とても感謝しています》と語っており、自分よりも、夫の音楽活動を優先しているんです。また、《彼のことは本気で音楽界の人間国宝だと思っている》とも話している。夫のことをいかに尊敬しているかがうかがえます」(前出・音楽関係者)
そんな竹内が夫婦の“魂レベル”の結びつきを語り、話題を集めたのが、『家庭画報』(2024年11月号)に掲載された、この発言だ。
《以前、人の前世がわかるとかいうアメリカ人の女性が私を見て、夫の達郎のことも何もまったく知らない人だったのですが、なんと「あなたはこれまでの過去世で、今のご主人と11回結婚していますね。今世で12回目です」って、どんだけ〜?(笑)》
恥ずかしげもなく夫との抜群の相性を語る竹内だが、晩年には夫婦の危機が囁かれたこともあった。
「4年ぐらい前、達郎さんが知人に“卒婚ってどう思う”と漏らしていたんです。このときは“すわ離婚か”と関係者の間で衝撃が走りました。結局はただの興味本位の発言でしたが(笑い)。この話が出回った後もまりやさんは“けんかもできないほど相性がいいのよ”と、のろけていましたよ」(前出・夫妻の知人)
プライベートでも仕事でも支え合って生きてきた竹内と山下。そんなふたりの結婚生活は“いつでもスペシャル”といったところか。
※女性セブン2024年12月5日号