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《入籍して激怒された》最強の世襲議員・岸信千世氏が「年上のバリキャリ美人妻」と極秘婚で地元後援会が「報告ない」と絶句

NEWSポストセブン 2024年11月25日 22時30分

「みんな唖然としていますよ。これだけ必死に応援してきたというのに大事な報告すらできないのかと」──こう語るのは岸信千世・衆院議員(33)の後援会関係者である。いま、彼の地元・山口県岩国市では信千世氏が「極秘結婚していた」と騒ぎになっているという。

 信千世氏といえば、父は防衛大臣を務めた岸信夫氏、伯父は安倍晋三・元首相、曽祖父は岸信介・元首相であり、政界では「最強の世襲議員」などと言われてきた。慶應大学を卒業後、フジテレビに入社。報道記者などを務めた。その後、父・信夫氏の議員秘書になり、2023年4月、信夫氏の議員辞職に伴う補選に出馬し、初当選を果たした。だが、先の衆院選では1724票差という僅差で「奇跡の当選」といわれるほど追い詰められる事態に。激戦を制した後、支援者の前で「いただいた支援に感謝の言葉しかない」「地元、地域を大切にしたい」と感謝の弁を述べていたが、あれから1か月、彼の周囲はすっかり白けているという。

 理由は選挙後、信千世氏の“隠蔽”が発覚したからだ。

「最近になって『信千世が8月にかねてから交際していた女性Aさんと入籍していた』『この11月に東京で披露宴をあげる』という情報が入ってきたのです。喜ばしいことなのですが、後援会の幹部ですら全く聞かされていなかったようで……報告を受けていない関係者はみんな一様にショックを受けていますよ」(後援会関係者)

 実際、地元を駆け巡った情報通り、信千世氏は、11月下旬に都内の高級ホテルで結婚式をあげていたのだ。

「披露宴は11月23日。新婦と新郎友人らを招いて盛大に行っていました。新婦のAさんのウエディングドレスは鮮やかな刺繍が施された素敵なもので、お色直しでは、オフショルダーのワインレッドのドレスをお召しになっていました。綺麗な姿に周囲も息をのんでいましたし、Aさんを見つめる信千世さんの表情がなにより幸せそうでした」(夫婦の知人)

 名門政治家一族の御曹司の結婚となれば、本来、地元にとっても吉報のはず。しかし、「報告がなかった」と明かす支援者たちが一様にショックを受けるのも無理はない。これまで岸家・安倍家のためにと、4代にわたり選挙を支えてきた地元にとって、自民党に大逆風が吹き荒れた今回の選挙戦は非常に苦しいものだった。その選挙を総力戦で戦い抜いた矢先のことゆえ、「一言あっても……」という思いがあるようだ。中には「ウソをつかれた」と憤っている人もいるという。

「みんな彼が独身だと思い込んでいるから、『いい人がいるから紹介するよ』などと声をかけるじゃないですか。そのたび、彼は『ありがとうございます。よろしくお願いします』とずっとトボケ続けていたことになるんですよ。結婚を誓った恋人がいたのならそう言えばいいのに。今となっては『感じが悪い人』に思えちゃう」(別の後援会関係者)

お相手はバリバリのキャリアウーマン

 地元からは信千世氏の言動に対し、“不満”の声も聞こえてくる。

「東京の中でも上流階級が住む港区育ちで、地元の山口は『選挙の時だけお願いします』というスタンスなんでしょう。去年も岩国市にある歴史的な建造物である錦帯橋の350周年イベントで登壇した時、橋を作った岩国藩主『吉川家』のことを『きっかわ』ではなく『よしかわ』と連呼していましたからね。勉強不足よりも地元愛が感じられないのが、地元の人たちにとってのいちばんの違和感です」(地元市議)

 そんな信千世氏の結婚相手と言われているのは、大手IT企業の関連会社で「史上最年少役員」となったことがある女性Aさん。この4歳年上のAさんとの交際は、昨年4月に『女性セブン』が報じている。

「過去には、複数のメディアで『史上最年少役員』としてインタビューを受けており、目鼻立ちがくっきりとした美人です。海外支店の責任者に抜擢されるなど、バリバリのキャリアウーマンとして活躍していました」(経済誌記者)

 なぜ自慢のお嫁さんとの結婚をひた隠しにしようとするのか。信千世氏の知人は「家族の存在が関係あるかも」と推測する。

「彼はこれまでもフジテレビの後輩女性など、何人かと真剣交際して、結婚寸前までいったことがあるのです。ただ、そのたびにお母様の猛反対で破談になったそうなんです。『母ちゃんをなんとかしないと。弟も母ちゃんには会わせたくないと言って、家に彼女を連れてこない』と話していました。

 今回の相手は結婚までしたわけですから、最終的にはお母様のお墨付きをもらったのでしょうが、これまでの経験で“隠す癖”がついてしまったのかもしれませんね(苦笑)」

 一方で、「古い慣習にはとらわれない信千世氏の『スタンス』の問題かもしれない」と語るのは、ある永田町関係者だ。

「これまでの政治家の妻は夫の不在中は代わりに地元を守る、という慣習がありましたが、時代が変わりキャリアを持つ女性も多くなった。小泉進次郎さんの妻・滝川クリステルさんも、いわゆる“政治家の妻”としての活動は全くしていません。進次郎さんもそれをよしとしていますし、今後はこういう形がスタンダードになるのかもしれません。

 そういう意味で、信千世さんも結婚や奥様については地元の支援者に報告しなくてもよい、という思いがあったのかもしれませんね」

 それでも先の後援会関係者はこう続けるのだ。

「今時の若い人なんだから多様な結婚観があって当然のこと。政治家の妻になったんだから、後援会と無理に付き合えとか、選挙を手伝えとか言いたいわけではないんですよ。信千世さんに言いたいのは、世話になっている人、自分のために頑張ってくれた人、心配してくれている人に対して人生の大事な節目の報告くらいするべき、という一般論です。これも古い考えなんでしょうか……」

 最強の世襲議員といわれる信千世氏は、これまでの2つの選挙はどちらも辛勝だった。次の闘いまでに地元の信頼を取り戻さなければ、さらに厳しい選挙戦になるかもしれない。

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