しとしとと降り続いていた雨がやみ、空が明るさを取り戻し始めた11月21日の昼下がり。都内で愛犬を連れた大塚寧々(56才)と田辺誠一(55才)夫妻の姿があった。芸能人オーラが出ていたため、周囲の人たちも気づいていたようだ。目撃者が語る。
「寧々さんがワンちゃんのリードを持ち、誠一さんが“お世話用”のトートバッグを下げていました。
お揃いというわけではないけれど、ふたりとも黒いキャップをかぶり、寧々さんは黒いコートで、誠一さんは黒いベスト姿。どちらもスニーカー履きで、ラフだけれどすごく調和の取れた装いでしたね。ワンちゃんも白いモコモコがついた暖かそうな洋服を着ていました。
2人はベッタリ寄り添うわけではなく、かといって離れて歩くわけでもなく、その距離感は絶妙。長年連れ添った夫婦特有の、落ち着いた雰囲気が印象的でした」
大塚は離婚1年後の“スピード再婚”だった
愛にあふれた2人の姿が目撃されたのは「いい夫婦の日」の前日。ちょうど昨年は、理想の有名人夫婦に贈られる「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2023」の芸能部門に選出されている。
「芸能界きってのおしどり夫婦」と称されるふたりだが、大塚の結婚は田辺とが2度目。大塚は1998年に詩人・芸術家の三代目魚武濱田成夫(61才)と結婚し、翌年に男児を出産。しかし、2001年に離婚すると、翌2002年に田辺と入籍するという“スピード再婚”だったのだ。
「寧々さんと誠一さんの交際期間は1年ということになりますが、1994年に車のCMで共演して以来、ふたりは仲のいい友人関係を続けていました。もともとお互いのことをよく知っていたので、結婚することにも迷いはなかったのでしょう」(芸能関係者)
昨年の授賞式では「気がついたら22年も経っていた」と振り返ったふたり。その仲良しぶりは、周囲も驚くほどだという。
「その会見で明かされたのは、実はふたりはスマホの暗証番号も一緒だということ。集まった記者たちも驚いていました。しかも、その番号は結婚記念日でもある誠一さんの誕生日。一緒にしている理由は寧々さんが“忘れてしまう”からだそうですが、ここまで風通しのいい夫婦はめったにいないのでは」(前出・芸能関係者)
大塚によると、暗証番号を一緒にすると「全部見えている安心感がある」のだそうだ。ふたりを見習ってスマホの暗証番号を一緒にしたら、夫婦円満になれるかもしれない。