《ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど、夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる》（原文ママ、現在は削除）──今年8月8日、X（旧Twitter）に男性の体臭について言及した投稿が物議を醸したフリーアナウンサーの川口ゆり（30）。投稿内容が不適切なものだったとして、川口は所属事務所から契約解除されていた。
「川口さんは騒動直後に出演したYouTube番組で、決まっていた仕事は全てキャンセルになり“無職”になったと告白。また、食事が喉を通らなくなり、2日で6キロ痩せたことも明かしました」（芸能ライター）
あれから約4か月──8月に謝罪文を投稿して以降、更新が止まっていた川口のXに再び動きがあった。12月9日、川口は前日に茨城県日立市で開催されたスポーツイベント『日立アルプスOCEANトレイル2024』の司会を務めたことを明かしたのだ。
川口は投稿の中で〈日立の皆さま、本当にありがとうございます 素敵な機会をいただき心から嬉しかったです〉と記すなど、仕事について報告できることを喜んでいる様子だった。
イベント起用した社長からの評価は…
今回、川口をイベントで起用した狙いはなんだったのか。イベントを主催したシンコーシステム日立の代表取締役に話を聞いた。川口とは接点がなかったが、イベントの司会が見つからず困っていたところ、知人の女性社長から川口を紹介されたという。
「私どもも（川口の名前を）検索すると過去のニュースなどが出てきて、問題になったりするのかなあと思っていました。ただ、イベント後、参加者やお客さんから意見などはいっさいありませんでした。SNSの書き込みにも苦情や文句などはなくて、私たちが気にしていたほどではなかったですね」
当日の司会進行についても、運営側のサポートが十分でなかったにもかかわらず、川口が自身でアナウンス原稿を用意するなどして高評価だったという。
「このイベントは日立市も絡んだ大会ですが、市側からもクレームが入ったなどの話は聞いていません。市がNGを出せば別ですが、そうでなければ、我々は今後も司会をお願いしようと考えております」
大衆に愛されるアナウンサーになれるか。