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《タレント・森渉が語ったSASUKEから消えた理由》「4年後のオリンピックで『復帰』したい」元妻の声優・金田朋子も応援

NEWSポストセブン 2024年12月25日 18時40分

 年の瀬の恒例特番として知られる『SASUKE』(TBS系)。第42回となる今年は、史上初のクリスマスでの開催となった。

「今や海外でも『ニンジャ・ウォリアー』の名で人気を集めていて、今年8月には『SASUKEワールドカップ2024』と題した初の“団体戦”も行なわれました。

 2028年のロサンゼルス五輪からは、『近代五種』の競技として『ニンジャ・ウォリアー』をもと考案された障害物レース『オブスタクル』が、導入されることも決定しています」(スポーツ紙記者)

 1997年にバラエティ番組『筋肉番付』(TBS系)のスペシャル企画としてスタートした『SASUKE』だが、初回放送時から出場者は100人に限定されている。

「今回はパリ五輪の金メダリスト3人やお笑い芸人・やす子など、『今年の顔』と言えるようなメンバーが招集されています。運動に自信のあるタレントなども出演しますが、100人の出場者の中に入るハードルも高い」(同前)

『SASUKE』から消えた“常連アスリート”

 近年、かつて出場者「常連」だったアスリート俳優が、番組から姿を消している。

「これまで8度の出場経験のある森渉さん(41)が、2019年の第37回大会を最後に出演していないんです。

 今年は2013年に結婚した9歳年上の声優・金田朋子さんとの離婚を公表しましたが、7月に放送された『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭!』(フジテレビ系)では金田さんとともにマラソンに出場。円満離婚からの再出発で注目を集めていますが、今回もSASUKE出場とはならなかったようです」

 スポーツバラエティ番組から姿を消しつつある森は今、横浜市港南区の自宅付近で子供向けのジムを開業し、経営しているという。『SASUKE』への思いは——放送の直前、ジムから出てきた本人を直撃すると、「寒いですし中へ……」と自らの事務所に記者を招き入れ、明るい表情で質問に答えた。

——2018年を最後に『SASUKE』に出ていないが、何かあったのか?

「正直、呼ばれるまで待っている、という感じなんです(笑)。芸能人枠ですと、何度も出ている人は毎年声がかかることもあるんですが、だからといって誰にでも声がかかることはない。僕は最後に出た回で結果を残せなかったので、仕方ないのかなというのもあります」

——どんな思いで『SASUKE』を見ているんですか?

「それは凄い番組だと思いますよ。みんな完全制覇するために、命かけていますから。みんな、1年間そのためにトレーニングしているんです、それでも完全制覇出来ないんですから」

——今でも出たい?

「呼ばれたらもちろん出たいです。ただ、僕は今、『近代五種』(オブスタクル)で次のロスオリンピックを目指していて、『SASUKE』だけのためにトレーニングする時間を取れないというのが本音です。やるからには、SASUKEだけに集中しないといけないので。それに、経営するジムや会社にも時間を割かないといけなくて……」

——『SASUKE』をもとにした競技が「近代五種」の種目になりましたね。

「そうなんですよ。僕としては『近代五種』でオリンピックに出て、オリンピアンとして『SASUKE』に戻りたいという夢があるんです」

——壮大なカムバック計画ですね。

「そのためにも、先ずは『近代五種』で日本代表に選ばれないといけないんです。この種目は、日本代表が一人のみしかいないんです、しかも前回の銀メダリストが日本代表で。その選手に勝たないとオリンピックには出られない」

——高い壁ですね。

「だからこそ、この種目のトレーニングに全身全霊をつぎ込まないといけないので、仮に声がかかっても、『SASUKE』には出られない。中途半端なトレーニングで出るのも失礼ですし」

——では、次に『SASUKE』に出るとしたら、オリンピック後の4年後ですね?

「そうなれたら、本当に嬉しいですし、もし僕の姿を待っている人がいれば、恩返しにもなるかなと思います」

——元妻の金田朋子さんも応援している?

「『やりたいことをやったらいいよ』とは言ってくれています。でも、彼女は娘のサポートもあるので。実は娘もオリンピック出場を目指しているんです。なので、彼女はそのサポートに力を入れています。親子でオリンピアンになれたら最高ですね」

——ちなみに、本日の『SASUKE』は見ますか?

「このあともレッスン指導があるので。録画になりますが、必ず見ますよ」

 森渉が得意としていた『SASUKE』の種目は、逆流する水に逆らって深さ1.5m、長さ9~10mのプールを泳ぐ『バックストリーム』。逆境を跳ね除け、カムバックする日は来るのだろうか。

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