「ココで皆さんに質問です。僕がロールス・ロイスに乗ってたら鼻につくっていう人います?」──約5500万円する世界的な高級外国車の購入を検討していることをバラエティー番組で明かした元「ANZEN漫才」のみやぞん(39)。一方、元相方・あらぽん(39)はひょうたんアーティストとして活動している。解散から10カ月、“コンビの格差”は想像以上に広がっていた──。
抜群の身体能力と天然キャラのみやぞんと、体重100キロ超えの巨体でツッコミ担当のあらぽんは足立区出身の幼なじみで、ブレイクのきっかけは2016年にコンビで出演したバラエティー番組だった。
「『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の若手芸人を扱う企画で話題となり、その後すぐにみやぞんは『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で大ブレイクし、2018年には『24時間テレビ』のチャリティーランナーも務めました」(スポーツ紙記者)
芸人として順調な活動を続けていた矢先、2023年12月に2人は2024年3月末でコンビを解散することを発表。みやぞんは所属していた浅井企画を退社してフリーとなり、あらぽんは事務所に残ってピン芸人として活動を続けていくことを選択した。
コンビを組んで20年以上、2人の間に何があったのだろうか。あらぽんは、昨年9月に『ABEMAエンタメ』で解散に至った経緯を次のように語っている。
《(相方と)まず会わなくなるんです。1人の仕事と、コンビの仕事が減っていって。マネージャーさんと話すようになって。どんどん間接的になって。今まで仲良くやっていたのに、気づいたらあんまり喋らなくなって》
《(みやぞんの)独立は発表の何年か前に連絡が来て、『独立して一人でちょっとやってみようかなと思うんだよね。チャレンジしてみようかなって』という話を聞き、ああ、そっかってなりました。(略)コンビでっていう気持ちがそこまでないんだったら、もうお互いに離れた方がいいなっていうのがあったので。発表したのが12月5日だったんですけど、それの1カ月前、11月に僕が解散しようという提案をしました》
みやぞんが「派手な金銭感覚」をネタにするように
みやぞんは解散後、派手な金銭感覚をネタにするようになっていた。多忙な生活を送る彼は過去、内見なしで間取り図を見ただけで、足立区から都内高級住宅街にあるマンションに引っ越したこともある。
「『世界の果てまでイッテQ!』では、世界の様々な激安宿に泊まる“ゼロ星ホテル”企画に出演していますが、プライベートではかなり豪快な生活をしているようです。
お金をテーマにした番組への出演も増えていて、昨年末に出演した『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、『ロールス・ロイス』の購入願望を明かしたほか、値段を見ずに80万円するプラダのバッグを購入したり、男性マネージャーに4万円の香水をプレゼントしたことを打ち明けていました。
一方のあらぽんは出演したYouTube番組で、現在の月収が850円ほどだったことを告白していました。実生活では奥さんの収入と、コンビ時代の貯金で暮らしているようです 」(テレビ局関係者)
「5500万円と850円」──元コンビの格差はどこまでイッテしまうのだろうか。