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「女子学生の服が血に染まって…」「犯行直後に『こんにちは!』」法政大・韓国籍女子学生が“ハンマー暴行”で逮捕、学友が語った「戦慄の犯行現場」

NEWSポストセブン 2025年1月11日 18時10分

 自然豊かなキャンパスに、突如学生らの悲鳴が響いた——1月10日午後4時前、東京・町田市にある法政大学多摩キャンパスの教室で、女子学生・ユ・ジュヒョン容疑者(22)がハンマーを振り回し、8人の男女を怪我させた事件。

「傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、社会学部2年で韓国籍の女子学生です。授業中の教室内で複数の学生の頭や顔、体をハンマーで殴り、20代の学生8人が怪我をした。3人は頭部に出血があり、腕に打撲を負った人もいるそうです。現場の教室に駆けつけた男性職員2人が容疑者を取り押さえ、警察官に引き渡した。

 容疑者は警察の調べに対し、『教室にあったハンマーを上着のポケットに入れて持ち出した』『いじめをやめさせるには、同じ教室の学生を殴るしか解決方法がないと思った』などと供述しているということです」(全国紙社会部記者)

 事件はキャンパス内にある建物の2階の教室内で起こった。同じ授業を受けていた男子学生が、当時の様子を語る。

「いわゆる『一般教養』の授業でした。私は教室の中央くらいに位置する席に座ってたんですが、いつも通りの授業が始まって15分くらいで、後ろから鈍い音が聞こえたんです。最初は揉め事かなと思って振り返ってみたら、長髪の人がハンマーを持って、しかも無差別的に何人も何人も叩いてた。

 何か声を上げながら、『うーっ』って唸っているような感じでした。これは危ないと思って、みんな、ワーッと教室の前の方に逃げました。犯人も後ろの人たちを叩き終わって前に向かおうとして、途中にいる人を2~3人殴ったと思うんですけど、その後すっぽ抜けたのか、ハンマーが手から離れた。そこで諦めたような様子になったんです。

 先生が声をかけると、どこか淡々と応じていて、教室にほかの職員や警備員が入ってきて連れて行かれました。ちょっと怖かったのが、教室に大人が入ってきてからの一言目、『こんにちは!』って……。どこか開き直った態度のように見えました」

 同じく教室にいた他の男子学生は、学生らが血を流して逃げまどう光景に慌てたという。

「僕も最初は気づかなかったんですが、後ろのほうで『え、何?』『やばくね? 早く!』と声が聞こえて、振り返ったら女性が暴れていた。殴られた女子学生の1人は頭から血を流してて、服にも血が滲んでいました。言い方は良くないですけど、京王線の車内で起きた殺人未遂事件を思い出したというか、ああいう感じでみんな慌てて逃げていました。

 女性は、僕の目からは無表情に見えました。怒りはあるんでしょうが、感覚がどこか飛んでいるというか……並んでいる学生の頭を続け様に殴っていたので。ハンマーを持っていた時間は、30秒くらいだったと思います。ハンマーは片手で持てるサイズのもので、ヘッドの片方が尖っていました」

 同じく教室にいた別の女子学生は、友人づてにこの容疑者の過去の暴力について聞いていたという。

「今回の事件が起きて、私の友人が絶対あの子だ! って言ったんです。なんで? と聞いたら、その友人の友人が、2か月前にいきなりうしろからユ容疑者に叩かれたみたいで。だから、その子を知っている人からしたら、今回の事件は意外性はないのかなと思います」

 同日深夜、警察車両に乗せられた容疑者は、表情を変えることなくまっすぐ前を見続けていたという。なぜ学友を恐怖の底に落とす凶行に至ったのか——真相究明が待たれる。

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