女性トラブル騒動の渦中にいる中居正広(52)。1月9日には謝罪の声明を出したものの、事態は収束する兆しが見えてこない。NEWSポストセブンは、ここまで沈黙を守ってきた先輩芸能人に、騒動以降初めて接触。本人の対応は、事態の深刻さを表すものだった──。
昨年12月に『女性セブン』のスクープで表面化した中居の問題。彼は2023年6月、女性との間に“深刻なトラブル”が発生し、双方の代理人弁護士を通して巨額の示談金を支払っていたという。さらにその後、『週刊文春』が中居とトラブルになった女性・X子さんが〈今でも許せない〉と語っていると報じるなどし、騒動は拡大していった。
「中居さんは1月9日に公式サイトで「お詫び」のコメントを発表。〈トラブルがあったことは事実〉と認めましたが、〈双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実〉〈示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました〉という一文が火に油を注ぎ、批判の声が相次いでいる。
1月14日にはフジ・メディア・ホールディングスの株式の7%余りを持つアメリカの投資ファンド『ダルトン・インベストメンツ』が、フジ側に調査を要求する声明を提出。事件はまだまだテレビ業界に大きな影響を与えそうです」(テレビ局関係者)
これまでにレギュラー番組の出演中止、番組終了なども相次いで発表されている中居。直近では『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)を降板することが発表された。そんな彼が芸能界で30年来懇意にしてきたのは、笑福亭鶴瓶(73)だ。
「中居さんはまだ14歳だった頃に鶴瓶さんと初共演。以降、長い付き合いのなかで“友達”と呼べる関係性を築き、2001年からは『世界仰天ニュース』でもダブルMCとしてタッグを組んでいた。中居さんの父親の病床にも立ち会っており、頻繁に食事に行くなど、プライベートでも親交が厚い。鶴瓶さんは中居さんにとって、まさに“芸能界の父”といえる存在です。
昨年12月29日にオンエアされた鶴瓶さんがパーソナリティを務めるラジオ『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送)では、スタジオに中居さんが乱入。ラジオは中居さんの女性トラブルが報じられる前に収録されていたとみられますが、やはり親しい間柄であることが伝わってきました」(同前)
「そんな話、出てこなかったから」
騒動以降、中居について言及していない鶴瓶。今、何を思うのか。1月中旬の朝、自宅から番組の収録に向かう鶴瓶を直撃した。
──中居さんとは連絡取っていますか?
鶴瓶:いや、これ、本当に会っていないんですよ……。
──電話で連絡も?
鶴瓶:来てないのよ、だから勝手な事は言えないんですよ、ほんとに何にも聞いていないから。何があったんやろ? 相談してくれたらよかったのにな……。
──食事に行くほどの関係ですが、トラブル後に中居さんから相談されたり、異変を感じたりしませんでしたか?
鶴瓶:何にもわからないです……(本人から)そんな話、出てこなかったから。このことについては、ラジオで喋りますので。
いつもの笑顔とは様子が異なる、心配そうな表情で話した鶴瓶は、一言「すみません」と呟き、その場を立ち去った。
マスコミへの対応の良さで知られる鶴瓶が口をつぐむ。それほど事態は深刻だった。鶴瓶がラジオで何を語るのか。