家電量販店「エディオン」は、2018年からプライベートブランド「e angle」を展開。「既成概念にとらわれないアングル(=視点・観点)で、お客様の声をもとに商品開発を行い、独自性のある製品を生み出しています」(同社商品開発部の木村健吾さん・以下同)
同ブランドから発売された『カラーデザインシリーズ』の第1弾が、今回紹介するキッチン家電だ。とかく家電量販店のPB商品は機能やデザインより価格の手頃さが重視されがちだが、同シリーズはその認識を覆した。まず目を奪われるのがキュートな形状とカラーだ。
「どの製品も、コロンと丸みを帯びたフォルムと、ゴールドカラーのチャームがポイント。トレンドを意識した3種のくすみカラーは、いずれも部屋のアクセントになり、空間のビジュアルを上げてくれる、通称“ビジュ家電”です」
性能も折り紙付きだ。また、同社には商品の安全性や操作性、耐久性などをテストする「商品性能テスト研究所」があり、安心と信頼性を担保している。いずれも1〜2人用のコンパクトサイズでスペパ(※場所を取らない「スペースパフォーマンス」の略)に優れ、価格は控えめ。気軽に買い足したくなる逸品だ。
●『e angle オーブントースター』
庫内上部には、食品の表面をカリッと、内側をふんわり仕上げる遠赤外線ヒーターを搭載。トースト・餅・ピザ・グラタンなど定番メニューの調理時間は本体上のピクトグラムで表示。また、トースターのタイマーは15分が一般的だが、本製品は30分に設定。流行りの焼きいも作りに最適だ。
【商品DATA】
4980円。サイズ/約幅315×奥行き245×高さ230mm。重さ/約2.7kg
●『e angle グリル鍋』
ひとり鍋にぴったりなサイズ感で、焼く・煮る・炊くなど多彩な調理法に対応。表面にはセラミックコーティングを施し、熱伝導率や耐熱性が高く、傷も付きにくい。「内鍋は取り外しができ、底が平らなため、ラーメンやうどんを作った際には器がわりになります」。洗浄も容易だ。大人数をもてなせるチーズフォンデュといったメニューもおすすめ。
【商品DATA】
4980円。サイズ/約幅225×奥行き200×高さ180mm。重さ/約1.3kg(ふた・専用なべ取付け時)
●『e angle タンブラーミキサー』
220Wのハイパワーが自慢。「ステンレス製の刃の回転数は、強が1分間で約2万3000回、弱は1万9500回。氷や冷凍フルーツも1分程度でなめらかな舌触りに仕上げます」。付属のキャップをつけるとタンブラーに早変わりし、持ち運びも可能。スープやドレッシング、プロテインの撹拌にも◎。また、モーター保護機能があり、4分間連続運転すると自動で停止する。
【商品DATA】
4480円。サイズ/約幅115×奥行き135×高さ295mm。重さ/約960g。ボトル容量/40ml
取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2025年1月30日号