「こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい」──女性とのトラブルを報じられていた中居正広(52)の芸能人生にピリオドが打たれた。
「中居さんは1月23日、ファンクラブサイトを通じて〈これだけたくさんの方々にご迷惑をおかけし、損失を被らせてしまったことは申し訳ない思いでなりません〉などと伝えています。22日に『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)と『だれかtoなかい』(フジテレビ系)の番組終了が決定し、全てのレギュラー番組が終わった矢先の発表でした」(スポーツ紙芸能担当記者)
トラブルについて中居は〈全責任は私個人にあります。改めて、相手さまに対して心より謝罪申し上げます〉と言及しており、自身の会社である『(株)のんびりなかい』についても今後、廃業するとしている。
中居正広の突然の引退。かつて錦を飾った故郷である神奈川県・藤沢市にも激震が走っていた──。
友人の証言「1月のゴルフがキャンセルに…」
中居の友人は騒動についてこう語る。
「僕も逆に真相を知りたいですよね。地元の知り合いに聞いたら、『中居はなんか対応に追われてる』っていうだけで、何やっちゃったのか全然さっぱりで……。1月に地元の友達とゴルフ行く予定だったのが急遽キャンセルになったっていうのは聞いています。事情は詳しくわからないけど、みんな『やっちまったな』って感じになってますよ。
地元にはここ4〜5年はあんまり来てないみたいです。よく帰ってきていたときは、旧商店街にあったちょっと前に潰れた焼き鳥屋で飲んでから、テレビでも紹介されている馴染みの居酒屋に行って、最後はラーメン食って帰るみたいな飲み方だった。キャバクラとかは好きじゃなかったと思います」
頻度こそ減ったものの、たびたび地元でオフを過ごしていた中居。この友人は女性とのトラブルについて、「思い当たることがない」という。
「これまで男だけじゃなくて、女の子も入れた飲み会はありましたよ。女性はみんな中居を見ていました。どの女の子も俺たちみたいなこんな素人相手してくれませんよ。こっちは結婚してる仲間も多いし。だから『なんだよ、俺たちダシかよ(笑)』みたいに思うことはありましたけどね。でも中居がその後、女性とふたりで消えるとか、そういうことはなかった。
中居も早く結婚していればこんなことにはならなかったのかもしれないけど……。あの人は潔癖だから難しいよね」(同前)
垣間見えていた“先輩気質”な一面
地元でも人気者だったが、「距離を置く人も多い」と語る別の友人もいた。
「実のところ、騒動とか関係なく中居とは距離を置く人も地元には多いからね。ただ嫉妬とか、僻みからって人が多かったんじゃないかな。
ある後輩が、中居から震災ボランティアに急に駆り出されたことがあったんですよ。『ご飯作るの上手いから』って理由で、突然お願いされて確かに大変そうだった。
その子は参加する人の食糧とかも全部準備したらしくて。本人は嫌な顔ひとつせずに手伝っていたようですが、大変そうでした。中居は先輩気質だから、そういうとこはあるんですよね。それを“人使いが荒い”みたいに思う人もいるかもしれない」
中居は馴染みの居酒屋でも“先輩気質”を発揮したことがあったようだ。中居の長年のファンが当時のエピソードを明かす。
「その居酒屋は『ナカイの窓』で紹介されたことがあるのですが、その後ファンが連日殺到したんです。私も一度その店に行って、ファン仲間と飲みました。その日は土曜日だったのですが、なんと中居くんから突然お店に電話があったんです。
私の近くで店員さんが『いや、もう今、ファンだらけですよ。無理っすよ』みたいな会話を始めたので、聞き耳を立てていました。そうしたらその後オーナーさんからファンに向かって『お会計は中居くん持ちなんで、帰ってもらっていいですか』って言われて。そこにいたお客さんは全員、“中居くんのオゴり”で帰ることになりました。
その時はファンがほとんどだったので、キャーキャー喜んでいる人が多かったんですけど、地元の方は『いい迷惑だ』っていう反応でした。王様みたいだなって思ったかもしれませんね」
芸能界で人気の絶頂を極めただけに、地元でも毀誉褒貶があった中居。前出の友人は引退を受けてこう漏らした。
「結局、俺らにはなにが本当かわからないから、下手なことは言えませんよ。友達としてはなにがあったかは置いておいて、ただあいつが心配なだけです」