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「俺が知っているアイツは、そんなタイプじゃない…」極楽・加藤浩次が答えた「フジ編成幹部A氏」の印象《フジ騒動直撃》

NEWSポストセブン 2025年1月29日 17時30分

 元SMAP・中居正広氏に深刻な女性トラブルが発覚した騒動。1月23日に中居本人が引退を発表してからも、騒動は収まる気配がない。トラブル把握後の対応が問題になったフジテレビは1月27日に10時間以上にわたる「やり直し会見」を実施、同社の港浩一社長と嘉納修治会長が辞任することを発表した。

「争点は、一連のトラブルにフジ社員が関与していたかどうか。『週刊文春』は、中居氏と被害女性・X子さんとの間にトラブルがあったと見られる2023年6月の食事会の前にあたる同年5月に、同社編成幹部のA氏がX子さんを誘い、中居氏の自宅でバーベキューパーティーが開催されたと報じています。フジはトラブルが起きた当日の会食について、『(A氏は)食事会の設定を含め一切関与しておりません』と声明を出している」(全国紙記者)

『週刊ポスト』は、2022年に港前社長がフジテレビ社長に就いた際、A氏が発起人となってX子さんのほか、フジの女性アナウンサーも参加する『誕生日会』が開かれたことを報じている。港前社長は27日の会見で「発起人はA氏だったのか」との問いに、「同じ会社の先輩後輩で、行ってしまえば同僚。いろんな付き合いのある中のひとり」「会を開いてくれたことには感謝しています」などと答えた。

 渦中のA氏は、どのような人物なのだろうか。

「新時代のバラエティを牽引し、いくつもの人気番組でプロデューサーを務めた人物です。自ら番組出演しながら中居氏と企画を共に進めるなど、芸能界との繋がりも強かった」(フジテレビ関係者)

 そんなA氏と長年仕事で関わり、人となりをよく知っているのが、極楽とんぼ・加藤浩次(55)だ。

加藤浩次が語った「当時のA氏」

 A氏、そしてフジテレビについて、加藤はどう考えているのだろうか。話を聞くと、かつての仕事仲間への思いを語った。

——今回の騒動について。一連の報道のなかで、A氏の名前があがっている。率直にどう思われますか?

「残念だよね。ほんとに残念だと思います。ただAとは、もう接点がなくなってたんでね。(Aとは)プライベートでの付き合いも連絡も、まったくなくなってたから‥…。残念としか言いようがない」

——当時から人脈も広かった?

「いや、アイツはそんなタイプじゃない。少なくとも当時のAは。俺は『めちゃイケ』畑で、(当時)トップのプロデューサーが片岡飛鳥でしょう。飲み会すらしない番組だったんだよ、マジで。Aがそういう(報道されているような)タイプだとは思ってもなかったからね。俺のAの印象は、あまり仕事はできないけど一生懸命。AD時代から知ってるけど、仕事は一生懸命やってましたよ。

 一緒に飲みに行ったことがゼロとは言わないけど、連絡をとって飲みに行くことは全くなかった」

——フジで仕事をするなかで何か感じるものはあったか?

「当時はダウンタウンさんの『ごっつええ感じ』、ウンナンさんの『笑う犬』シリーズとか、それぞれ班が分かれていた。俺は『めちゃイケ』だから。よそについてはわからないんですよ」

 困惑した表情で率直な思いを打ち明けた加藤は、記者に一礼して帰路についた。混迷するフジテレビにまつわる一連の騒動。真相の究明が待たれる。

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