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《ステージ初共演》伊藤蘭ツアーファイナル公演に趣里が登場、サプライズでデュエットを披露 「不仲はウソです!」と明るく否定

NEWSポストセブン 2025年2月1日 7時15分

「わが娘が来ております。趣里!」──伊藤蘭(70才)が呼びかけると、趣里(34才)がステージに元気よく飛び出した。

 披露したのは、趣里が主演を務めた連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)の劇中歌『ラッパと娘』。テンポよく歌い出すと、会場からは大歓声が起こった。

 1月25日、東京・有明の東京ガーデンシアターで行われた伊藤の全国ツアー・ファイナル公演。会場を埋めつくした約5500人の熱烈なファンの大声援のなか、伊藤はソロ曲のほか、『春一番』『年下の男の子』などキャンディーズのナンバーも熱唱した。

「会場には、法被姿の伊藤さんのファン〝親衛隊〟もいて、〝ランちゃーん!〟の声援が飛び交いました。伊藤さんはそれに応えるようにして、サービス精神を発揮。『わな』を歌った後のMCでは、“あの人は紅茶を入れてもくれる”という歌詞に触れて、“うちにもこういう人いますけど”と言いながら、夫の水谷豊さん(72才)が『相棒』(テレビ朝日系)で見せる、紅茶のポットを高く上げてカップに注ぐモノマネで爆笑を誘っていました」(音楽会社関係者)

 そして、アンコールに入ると、冒頭のように愛娘をステージに招き入れたのだ。

「告知はまったくなく、まさにサプライズ。手をつないで『春になったら』をデュエットする姿には、胸が熱くなりました」(観客のひとり)

 伊藤と趣里がステージで共演するのは、これが初。2023年の『紅白歌合戦』では、46年ぶりに伊藤が出場すること、そして当時『ブキウギ』が放送中だったことから、母娘共演が期待されたが叶わなかった。

「当時、趣里さんは朝ドラの主演という重圧やハードスケジュール、世間の声に対してかなりナーバスになっていたそうです。

 そんななか、紅白という大舞台で生の歌唱を披露するとなれば、さらに追いつめられてしまう可能性がありました。そういった状況を周囲のスタッフも理解していて、紅白への出演は実現しなかったそうです」(テレビ局関係者)

『ブキウギ』の終了から約1年。趣里はようやく朝ドラ主演女優という呪縛から逃れることができたのかもしれない。

「お母さんと一緒のステージなら頑張れる、という思いもあったのでしょう。『ラッパと娘』を歌い終わった後には、“共演を避けていたのではなく、偉大な父と母なので、自分ももっと頑張ろうと思い続けて、このタイミングになりました”と明かしました」(前出・音楽会社関係者)

 また、過去には家族との不仲説が囁かれたこともあるが、それも誤解であることを明かした。

「趣里さんの同棲報道に水谷さんが呆れていたことや、映画『生きてるだけで、愛。』(2018年)で水谷さんに相談なくヌードシーンに応じたことなどが不仲の理由と報じられていましたが、実際の親子関係は良好。『ブギウギ』が始まった2023年には水谷さんと趣里さんが業務執行社員(取締役)に名を連ねる新会社を設立したほど。

 ライブでは“不仲とか書かれているけどウソです!”と、明るく否定していました」(前出・芸能関係者)

 この日、水谷は妻と娘の晴れ姿を観客席から見守っていたようで、趣里はステージ上から「パパはどこかで見てるよね!」と呼びかけた。

 両親との絆を糧に、娘は新たな一歩を踏み出した。

※女性セブン2025年2月13日号

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