飲食店、電車、公園、スポーツジム……女性インフルエンサーが公の場であられもない姿になった写真をSNSなどに公開し、炎上する例が相次いでいる。彼女たちの多くは、より過激な有料コンテンツに誘導する目的で下着姿などを披露しているようだ。
しかし海の向こう、トルコでは、こうした女性インフルエンサーが炎上どころではない騒ぎを巻き起こしていた。Instagramで40万人以上のフォロワーを抱えるエズラ・ヴァンダン(23)は、「24時間で100人の男性と関係を持つ」という企画を実行しようとした結果、逮捕されてしまった。
ヴァンダンは、世界規模のお騒がせインフルエンサーであるイギリス出身のボニー・ブルー(25)に対抗したようだ。ブルーは、自身をモデルに過激な撮影を行う女性インフルエンサーの代表格のような存在で、「半日で1000人以上の男と寝た」と豪語している。
「ヴァンダンは、『私の目標は、まずトルコの記録を破り、そして世界記録を破ること。24時間で100人の男性から始めます』と意気込みを表明し、その様子を生中継しようとしました。
しかし現地報道などによると、イスタンブールの政府機関にすぐに目をつけられてしまい、美容整形手術を受けようと病院にいたところを逮捕されました。わいせつ行為や職務妨害などの罪で起訴されたとみられます」(海外事情に詳しいジャーナリスト)
しかしながらヴァンダンは、真っ向から立ち向かう意思を見せている。
「裁判所は、ヴァンダンのSNSでの投稿は、『道徳観念を傷つける。社会を挑発する』として、懲役刑は妥当だとしています。一方のヴァンダンは、『誰にも害を与えていない』と反論しています。
まだ計画が実行されていない段階での逮捕とは、日本人からすると厳しすぎるように感じるかもしれません。しかしトルコは、イスラム教徒が人口の大多数を占めるため性に厳格なところがあります。だからこそ奔放なヴァンダンは、注目を集める存在となったのでしょう」(同前)
ヴァンダンは1月25日、Instagramを更新。自身が逮捕されたニュースを引用し、以下のような抗議のメッセージをつづった。
〈いつから、1日に100人の男性に会って、バターミルクを飲んで、ビデオを撮ることが犯罪になったんだ? ~(中略)~私はイタズラを続けます〉
キスの顔文字を添えて、“イタズラを続ける”と堂々と宣言するヴァンダン。全く反省のない彼女に対して、トルコの司法はどのような判断を下すのか。