福岡県田川市の中学3年生の男子生徒が自殺し田川市教育委員会がいじめが原因だった可能性があるとして調査することがわかりました。
田川市教育委員会などによりますと、今月5日、田川市の公立中学校の3年生の男子生徒が自殺しました。
学校は今月8日に保護者説明会を開き男子生徒は去年11月以降「友達にからかわれる」などといじめを訴え、不登校の状態だったと説明したということです。
亡くなった男子生徒の11月以降の欠席日数は国が「いじめの重大事態」の目安とする「年間30日」を超えていましたが、学校は重大事態に認定せず教育委員会にも報告していませんでした。
学校と教育委員会は対応が不十分だったとして遺族に謝罪したということです。
教育委員会はいじめの重大事態と認定し、今後、いじめと自殺との因果関係を調査する方針です。