北九州市は「おいしい給食大作戦」の第2弾を発表し、学校給食では初めて生のトマトをふんだんに使ったメニューを提供すると発表しました。
規格外のトマトを使った「ハヤシライス」給食で提供
北九州市が市内の小・中学校の給食で提供するのは、「なでしこハヤシライス」です。
八幡西区にある九州女子大学の栄養学科の学生たちが半年をかけてレシピを完成させました。市内の学校給食では初めて生のトマトをふんだんに使用し、トマトの酸味とコクを生かしたメニューとなっています。材料には、若松区にあるトマト農園「響灘菜園」で出た規格外のトマトが使われています。北九州市の武内和久市長は、15日の定例会見で「SDGsと食育にも配慮した内容」と期待感を示しました。
また今年はパリオリンピックが開催されることにちなんで、フランス料理の定番であるシャンピニオンソースをかけたオムレツなど、世界の国々の料理を毎月提供する予定です。