28日午前6時半すぎ、福岡県糸島市にあるJR筑肥線・美咲が丘駅で、下りの西唐津行きの普通列車が、ホームを約80メートルすぎて停車しました。
オーバーランした列車7人が乗降できず最大9分の遅れ
その後、列車は引き返すことなく、次の加布里駅で停車したということです。
JR九州によりますと、オーバーランした列車には乗客60人が乗っていて、美咲が丘駅で降車予定だった2人の乗客は、加布里駅で降りたあと上り列車に乗り換えて美咲が丘駅まで引き返すことに。また、乗車予定だった乗客5人は後続の普通列車を利用したということです。
この影響で、合わせて8本の列車に1~9分の遅れが発生しました。
JR九州の聞き取りに運転士「睡魔によりブレーキ操作が遅れた」
JR九州によりますと、オーバーランした原因について運転士は聞き取りに対し、「睡魔によりブレーキ操作が遅れた」と話しているということです。
運転士は27日の夜に勤務し、会社で5時間の仮眠をとった後、28日午前5時頃から勤務していたということです。