懐かしくて新しい「昭和レトロ」が注目されています。
博多駅前で始まったイベントには幅広い世代が集まっています。
「昭和っぽさ、楽しんで」
JR博多駅前広場できょうから始まったのは「博多レトロ博2024」。
回転するミラーボールにレコード特有の音が鳴り響いています。
RKB 下濱美有 記者
「1500枚ものレコードがずらりと並んでいます。この中から好きな歌謡曲を選んでリクエストすると本格的なDJブースで流してもらえます」
昭和世代
「海援隊の「母に捧げるバラード」をリクエストしました」
「ミゼットみたいな車、昔私の家にあったんですよ。小学校の時に。あれは懐かしい」
会場では、昔懐かしい「ファミコン」や野球・サッカーの「ボードゲーム」など昭和の時代を代表するおもちゃが並び実際に楽しむことができます。
訪れた親子
子供「打てるときと打てないときがあって楽しい」
親「懐かしすぎる。子供のときにしたような思い出があるね」
飲食ブースで提供されているのは、「スパゲッティナポリタン」や「クリームソーダ」などの「昭和」の時代に生まれたメニューです。
会場には「昭和」の時代を懐かしむ人がいる一方で、「新しいもの」としてとらえる若者の姿もありました。
訪れた人
「服とか昔のものがはやっていたり昭和レトロなものの絵が可愛いなとか思う」
主催するJR博多シティは、「昭和っぽさを感じてもらいながら楽しんでほしい」と話しています。
入場料無料の「博多レトロ博2024」。
「懐かしくて新しい不思議な空間」を体感できるのは9日までです。