自転車の盗難被害を防ごうと北九州市小倉南区の駅前で、警察が自転車の「鍵かけ」の徹底を呼びかけました。
１０日朝、北九州市小倉南区にあるＪＲ城野駅の駐輪場の周辺で、警察や地域の交通指導員など約２０人が自転車の利用者にワイヤー錠が入ったチラシを配りました。
警察は自転車の盗難被害を防ぐために短い時間でも鍵をかけ、備え付けの鍵以外にワイヤー錠などで２重に鍵をかけるよう呼びかけています。
小倉南警察署前田信吾課長「２つ鍵のしてある自転車を盗むよりも、鍵のしていない自転車が狙われる傾向にあると思いますので、より多く鍵をしていただいて防犯意識を高めていただきたい」
警察によりますと、福岡県内で今年１月から４月までに発生した自転車の盗難被害の件数は２５４２件で前の年の同じ時期と比べて２７０件増えています。