JR九州の株主総会が21日開かれ、古宮社長は西九州新幹線について「関係者と議論を続けていきたい」と述べました。
福岡市博多区で開かれた株主総会には、約200人の株主が出席しました。
総会では、今年度は中期経営計画の最終年度として、事業構造改革を完遂させると報告されました。
JR九州 古宮洋二 社長
「人・物・新技術への投資を行います。さらにその先の持続的な成長も見据えながら、グループ一丸となって積極果敢に挑戦を続けてまいる所存です」
株主から、西九州新幹線の未整備区間について問われると、「国を入れて協議をするべきだと考えているがそこまで至っていない。関係者と議論を続けていきたい」と述べました。
また、ダイヤ改正による減便で電車に乗れない利用者についての質問には「必要に応じて対処していきたい」と回答しました。