釣りの最盛期を迎えている「テナガエビ」は、池や川に生息していて、体長は10センチほど、ハサミの付いた長い脚が特徴です。素揚げにすると、とてもおいしいという「テナガエビ」。釣り名人にRKB小澤龍一カメラマンが密着しました。
小さな針でテナガエビ釣りに挑戦
佐賀県内の某所。小柳博紀さん(73)が「テナガエビ」釣りにやってきました。
小柳博紀さん「エビ用の針がこの大きさやけん。エビの口に入る大きさ。針につけるエサはゴカイ。ソーセージなんかでもつれるらしいけどね、数の一番来るとはゴカイよ」
竿を5本出して、釣り開始です。
小柳博紀さん「ウキが横に動くけんね、その動きだけよ。これがほら、これもう引きよる」
(竿を上げる)「あー落ちた、逃げちゃった」
(竿を上げる)「あ、魚(フナ)やった」
本命ではありませんでした。
仲間も続々と釣れ出す
小柳博紀さん「今度はこれが動きよる」(竿を上げる)
本命の「テナガエビ」です。
小柳博紀さん「これ結構大きかったね。まだ大きい奴がおるよ」
(釣り上げた2匹目に指を挟まれる)「あー痛え、あ、痛っ、痛いて…エビに挟まれて、出血する事もある」
(小柳さんの友人テナガエビ釣る)
小柳さんの友人「よいしょ、今度こそあがった」
一緒に来た仲間も次々と釣りあげます。
Q.釣果は?
小柳博紀さん「20数匹はおると思います」
素揚げするときれいな赤色に
福岡・八女市の小柳さんの友人宅。今が旬のテナガエビを素揚げしていただきます。
「乾杯!」
小柳さんの友人
「うまい」
「これやったら一口で全部食べられる」
「うまかばい」
小柳博紀さん「おいしい、こげんして仲間と飲むときは特別にうまい」
テナガエビを揚げながら
小柳さん「今日はあんまり釣れんやった、エビも釣り竿も緊張しとった」
挟まれる痛みも楽しい
テナガエビを釣り上げる
友人「ラストシーンや」
7月いっぱいは楽しめるという「テナガエビ」釣り。小柳さん、しばらく忙しい日々が続きます。
また挟まれて
小柳博紀さん「痛っ、痛てててて」