佐賀県神埼市に住む男性がマッチングアプリで知り合った「日本人の女性」を名乗る人物に現金約320万円をだまし取られました。
警察によりますと、神埼市に住む50代の男性は、5月下旬、マッチングアプリで「日本人の女性」を名乗る人物と知り合いになりました。
その人物は男性に対し、SNSのメッセージ機能を使って、日用品を扱うネットショップを経営していると説明し、顧客から注文が入った商品の仕入れ代金を立て替えるよう、男性に依頼。
利益を上乗せして返すというメッセージを信じた男性は今月3日から10日までの間に、指定された口座に4回にわたって、計318万6000円を振り込みました。
その翌日、さらに770万円の振り込みを依頼されたことから、男性は警察に相談し、23日、被害届を提出しました。
男性が振り込んだ口座は、すでに凍結されているということです。
警察は、「会ったこともない相手からのお金の要求や儲け話は詐欺」として、注意を呼びかけています。