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「災害ゼロをめざして」転落や墜落事・・・ 相次ぐ建設現場の労働災害に労働局長がパトロール

RKB毎日放送 2024年6月24日 17時39分

建設現場の労働災害をなくそうと福岡労働局が24日、安全パトロールを実施しました。

パトロールが実施されたのは天神ビッグバンによる再開発が進む福岡市のオフィスビルの建設現場で、福岡労働局の小野寺徳子局長が安全管理が適切に行われているか見て回りました。

福岡労働局によりますと去年、県内の建設現場で起きた労働災害で死亡した人は12人に上っていて、このうち転落や墜落事故が5人と最も多くなっています。

このためパトロールでは作業員のハーネスや落下防止の手すりやネット、さらに歩行者を保護するための落下物防止の板などが正しく設置されているかを確認していました。

福岡労働局 小野寺徳子局長「建設現場は比較的、段差があったりして高齢の労働者の方々も多い中で死亡災害はもちろんですけども、災害ゼロで施工すること竣工することを目指して頂きたい。」

このパトロールは7月1日からの「全国安全週間」にあわせて実施されたものです。

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