今年5月から先月にかけて、福岡県久留米市で、元交際相手の女性の職場付近をうろついたり電話を複数回かけたりしたとして、自称海苔養殖業の男（43）が逮捕されました。ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡県柳川市に住む自称海苔養殖業・川崎亮（43）です。
川崎容疑者は、先月に2度、久留米市にある元交際相手の女性（50代）の職場付近をうろついたうえ、今年5月から先月にかけて、女性から「もう電話しないで欲しい」と伝えられているにも関わらず、複数回にわたって女性に電話をかけるなど、ストーカー行為をした疑いが持たれています。
警察によりますと、先月、女性が自転車で帰ろうとしたところ、職場近くに止めていた自転車に見知らぬワイヤー錠やU字ロックがかけられていたため、警察に相談。
その後の捜査で、周辺の防犯カメラに川崎容疑者が女性の職場付近をうろついている様子が映っているのが確認されたということです。
取り調べに対し川崎容疑者は「女性の職場に行って自転車に鍵をかければ、困って私に連絡が来ると思った」「急に連絡がつかなくなったので、心配になり何度も電話をかけた」「交際関係に戻れるという思いがあったから」などと供述し、容疑を認めているということです