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”JPに関与している”「JPドラゴン」構成員の男再逮捕 不正に入手したキャッシュカード使い現金数百万円引き出した疑い

RKB毎日放送 2024年7月2日 12時40分

不正に入手した他人名義のキャッシュカードで現金を引き出したとして、フィリピンを拠点に特殊詐欺などに関与していたとみられる「JPドラゴン」のメンバーの男が再逮捕されました。

窃盗の疑いで再逮捕されたのは、フィリピンを拠点に特殊詐欺などに関与していたとみられる「JPドラゴン」のメンバー、鹿児嶋孝之容疑者(56)です。鹿児嶋容疑者は去年4月、何者かと共謀し、不正に入手した埼玉県蕨市の男性(当時89)と男性の親族名義のキャッシュカードを使い、埼玉県や東京都の金融機関のATMで複数回にわたり現金計数百万円を引き出した疑いが持たれています。

警察は認否を明らかにしていません。

鹿児嶋容疑者は去年4月、何者かと共謀し、警察官を装ってこの男性の自宅にうその電話をかけた後に訪問し、キャッシュカードを盗んだとして、先月11日に窃盗容疑で逮捕されていました。

その後の捜査で、盗まれたキャッシュカードから現金が引き出されていたことが判明し鹿児嶋容疑者が現金の引き出しにも関与した疑いが強まったということです。

関係者によりますと、「JPドラゴン」は、日本各地で相次いだ広域強盗事件をめぐり、「ルフィ」などと名乗ってフィリピンから指示を出していたとされる今村磨人被告らのグループとつながりが深いとされています。

警察の取り調べに対し、鹿児嶋容疑者は「JPに関与している」と、グループの一員である趣旨の説明をしていて、警察は、「JPドラゴン」の組織の解明を進めています。

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