クジラの心臓やカモシカの剥製など世界の哺乳類の標本を集めた特別展が3日から福岡市で始まりました。哺乳類の進化や不思議に迫る貴重な体験をすることができます。
竹井りさリポーター
「世界のさまざまな環境で生きる哺乳類が大集合しています。とってもリアルで迫力あふれる空間です。」
福岡市早良区の福岡市博物館で3日から始まった九州初上陸の「大哺乳類展」。
会場には、剥製や全身骨格など哺乳類の貴重な標本約500点が展示されています。
現在、地球上で最大の動物であるシロナガスクジラの心臓の実物大のレプリカです。
竹井りさリポーター「私の身長より大きい圧巻のスケールです」
大きさは、約166センチ。
心拍数は、1分間に2回だそうです。
そして目玉は「哺乳類の大行進」。
パンダやクマ、モモンガやモグラなど、約200点の剥製が分類上のグループごとにずらりと並んでいます。
自然界でも動物園でも見られない賑やかな共演を楽しみながら哺乳類の進化や多様性を学ぶことができます。
この他骨格や内臓などの標本も展示され訪れた人達が見入っていました。
訪れた客(子供)「ゾウ大きいから見た。おもしろい」
訪れた客「知らない動物ばっかりで勉強になります。見なきゃ損」
訪れた客「涼しい所で見られたらいいなと思って、ミナミゾウアザラシの骨格とかもすごく大きくて生きてたらよりすごいんだろうなとか想像しながら…圧巻ですね」
様々な哺乳類の迫力ある標本を楽しむことができる「大哺乳類展」は、8月25日(日)まで開催されています。