福岡市南区の保育施設で、園児と職員あわせて１０人が下痢や嘔吐の症状を訴え、そのうち２人からノロウイルスが検出されました。
福岡市によりますと、南区の保育施設で６月２１日から７月４日までに、１歳と２歳の園児８人と、２０代の女性職員２人に、次々と嘔吐や下痢の症状がみられました。
このうち１歳の園児２人からノロウイルスが検出されていますが、重症者はなく全員快方に向かっているということです。
福岡市では、今年４月から７月５日までに、ノロウイルスの集団発生は２３件起きていて、保健所は、保育施設に対し、感染予防と拡大防止のほか園児らの健康観察を実施するよう指導しています。