インターネット上の副業募集サイトに応募するなどした福岡県小郡市に住む32歳の女性が、現金400万円などをだまし取られる被害に遭っていたことがわかりました。
警察によりますと、小郡市に住む無職の女性（32）は2023年12月、インターネット上の副業募集サイトに応募し、サイトを通じて知り合った人物とSNSで連絡を取り合うようになりました。
複数の副業プランの中から1つを選んだ女性は、指定された口座に手付金名目で400万円を入金しましたが、仕事を紹介されることなくだまし取られました。
また、2024年6月16日には「FXを始めませんか」とのメールが届き、別の人物とメッセージのやり取りが始まりました。
その後、投資サイトを開いたところ、すでに2000万円の投資金を所持していることになっていて数日後にはさらに3000万円に増額。
現金を引き出そうとした女性は別の人物の指示通りに8万円分の電子マネーカードを購入し、コード番号を伝えましたが、カードの利用権をだまし取られたということです。
警察は「安易にSNS広告等の副業話や投資話に乗ってはいけません」と注意を呼びかけています。