福岡県内の建設会社の口座から1億2000万円余りを横領したとして、経理を担当していた元従業員の女が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは、福岡県大任町に住む自称パート従業員の近藤純容疑者(42)です。
近藤容疑者は去年11月から12月にかけて経理担当として勤務していた福岡県内の建設会社の預金口座から23回にわたって計1億2000万円余りを引き出すなどして横領した疑いが持たれています。
警察によりますと、経理担当の責任者が会社の口座を確認したところ現金がなくなっていることに気づき、金融機関の防犯カメラの映像などから近藤容疑者の関与が浮上しました。
取り調べに対し、近藤容疑者は容疑を認めたうえで、横領したとされる現金については、「SNSで知り合った人に紹介された投資先とされる振込先に入金した」という趣旨の供述をしているということです。