九州北部は16日まで雨が続いていましたが、17日は一転、厳しい暑さとなりました。
福岡県太宰府市では最高気温が36.7℃を記録し、全国1位の暑さでした。
金子壮太 記者
「午後1時半、太宰府天満宮です。手元の温度計は35℃を超えています。参道のジェラート店には行列が出来ています」
17日の最高気温は太宰府市で36・7℃と全国1位となったほか、福岡市も35.4℃と8日ぶりの猛暑日となりました。
観光客「地元浜松なんですけど、比較にならないくらい暑い」
この暑さで福岡県内では45人が熱中症の疑いで救急搬送されています。
暑さ対策として、太宰府市では今年からクーリングシェルターを市内17か所に設置しました。
太宰府市 総務部・杉山知大 理事
「全国的に(熱中症による)死者の数も増える中で少しでもそういった危険を回避してもらうために市として対応した次第です」
18日以降、朝鮮半島北部付近にある梅雨前線が南下すると見られることなどから、九州北部の梅雨明けはまだ先になりそうです。