福岡県宮若市の塩川秀敏市長が職員にパワハラ発言をしていた問題で、市議会では19日、市長に対する不信任決議案が再び提出されましたが、否決されました。
福岡県宮若市議会
宮若市議会では19日、臨時議会が開かれ、8人の議員が連名で塩川市長に対する不信任決議案を提出しました。
議員は、パワハラがあったと結論付けた百条委員会の調査報告書を踏まえ、「塩川市政を見直す必要がある」などと述べました。
臨時議会には16人の議員のうち14人が出席。
採決の結果、賛成10人、反対4人で、可決に必要な4分の3の賛成(11人)に満たず、否決されました。
宮若市 塩川秀敏市長「二度とハラスメント行為のない環境を作ってまいりたい」
塩川市長は9月議会に職員へのハラスメントを防ぐための条例案と自身の給与を6か月間、3割カットする条例案を提出すると明らかにしました。