福岡県糸島市の会社員の男性(59)が、SNS上の投資話を信じ込み、3700万円をだまし取られていたことが分かりました。
警察によりますと糸島市の男性は今年3月、SNSアプリを閲覧中に表示された有名投資家の名前が出ている広告をクリックしたところ、別のSNSアプリに移行し、有名投資家を名乗るアカウントと連絡を取り合うようになりました。
その後、招待された投資グループのメンバーから、暗号資産や先物取引の投資話を持ちかけられ、現金3700万円を指定された口座に振り込んだということです。
利益を出金しようとしたところ、さらに現金を振り込むよう求められたことから詐欺を疑い、警察に相談したことで被害が発覚しました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、「SNS上での投資話は詐欺の可能性がある」「面識のない人にお金を振り込んではいけません」などと注意を呼びかけています。