北九州市は生活保護受給者の文書を偽造したとして、54歳の男性職員を懲戒免職処分としました。
「上司と協議するのを避けたかった」と話しているということです。
医師が記入すべき「病状調査票」6人分偽造
懲戒免職処分を受けたのは、北九州市八幡西区役所で生活保護の業務を担当していた54歳の男性職員です。
北九州市によりますと男性職員は今年3月、本来は医師が記入する生活保護受給者の「病状調査票」を6人分偽造したということです。
男性職員は調査票を新たに作成し、働ける健康状態かどうかチェックを入れる項目を勝手に記入していました。
項目によっては上司と話し合う必要があることから、男性職員は、「上司と協議するのを避けたかった」と話しているということです。
このほか女性のスカートの中を盗撮しようとして逮捕されその後、不起訴処分となった29歳の男性職員が、停職3か月の懲戒処分を受けています。