JR九州は、運賃の改定を申請したことを明らかにしました。
初乗り運賃は現行の170円から200円に引き上げられます。
JR九州によると、普通旅客運賃の改定率は平均14・6%。初乗り運賃は現行の170円から200円に引き上げます。
また、通勤定期の割引率も見直しを行います。
1か月定期の割引率は現行の51・7%から46・7%に、6か月では現行の60・0%が53・5%とします。
運賃の改定は、2025年4月1日に実施する予定です。
認可されれば、1996年以来29年ぶりの値上げとなります。
運賃改定の理由についてJR九州は、「人口減少や高齢化により輸送水準はコロナ禍前の水準に戻らない見込みだ」とした上で、「物価の高騰による経費の増加で厳しい経営環境が続く。このままでは必要経費を確保することが困難」などと説明しています。