福岡県中間市の会社員の女性（54）が、SNS上で知り合った人物にうその投資話を持ちかけられ、約1800万円をだまし取られたことが分かりました。
警察によりますと、女性は先月、SNS上で男性を名乗る人物と知り合い、連絡を取るようになりました。
男性を名乗る人物から「外国為替のデータ分析の仕事をしている」「最初に私が6万円を出資して、利益はあなたの口座に入金する」などと投資に誘われました。
その後、実際に女性の口座に、利益を含む約7万円が振り込まれたことで信用し、男性を名乗る人物が勧めてきた外国為替のアプリをダウンロード。
アプリ内で表示された指示に従い、指定された口座に16回にわたって、計約1800万円を振り込んだということです。
その後、アプリ上で「口座の安全性が証明できないため、税金を支払う必要がある」と通知がきたことを不審に思った女性が警察に相談したことで被害が発覚しました。
警察は、SNS上での投資話は詐欺の可能性がある」「面識のない人にお金を振り込んではいけません」などと注意を呼びかけています。