福岡県北九州市と山口県下関市を結ぶ「下関北九州道路」について地域活性化につながる道路とすることなど国への要望がまとめられました。
山口県下関市で22日に開かれた「下関北九州道路整備促進大会」には、福岡県と山口県の知事や九州と中国の経済連合会の会長などおよそ400人が出席しました。
「下関北九州道路」は、今年5月、下関市の「旧彦島有料道路」と北九州市小倉北区の「北九州都市高速道路」を橋で結ぶおよそ8キロにおよぶルートの素案が完成しています。
整備促進大会では、環境アセスメントや都市計画決定の手続きを着実に進めることや地域活性化につながる道路となるよう検討することなどを決議しました。
福岡県 服部誠太郎 知事
「スピードを上げてこの事業の完成に向けて全力を尽くしていきたいと思います」
決議の内容は8月23日に国に要望として提出される予定です。