北九州市がJR小倉駅と黒崎駅周辺で進めている再開発促進事業の適用第1号となるオフィスビルが完成し、23日、竣工式典が開かれました。
北九州市小倉北区魚町に完成した「BIZIA KOKURA(ビジア コクラ)」は、高さが約60メートル 地上13階建てのオフィスビルです。
北九州市はJR小倉駅と黒崎駅周辺で容積率を緩和するなどしてビルの建て替えを促す再開発促進事業「コクラ・クロサキ リビテーション」を進めていて、このビルは適用第1号となります。
3階から13階のオフィスフロアは、最大で5つに分割できる広々とした空間となっています。
23日の竣工式典には、北九州市の武内市長と開発にあたった不動産会社ミクニの関係者などが出席し、完成を祝いました。
北九州市 武内和久 市長
「全体で街が動いていく、その大きな起爆剤になっていくことを願っています」
オフィスフロアは6割ほど埋まり日本IBMなど複数のIT企業の入居が決まっていて、今年10月にグランドオープンする予定です。