今月11日、船で爆発が起き7人が重軽傷を負った福岡県苅田町のセメント工場で、また事故がおきました。24日午後、クレーンの積荷が落下し、男性2人が病院に運ばれ、このうち20代の男性1人が意識不明の重体となっています。
◆ベルトコンベア入れ替え作業中
24日午後1時半すぎ、福岡県苅田町松原町のUBE三菱セメント九州工場で、「積荷が落下して従業員がケガをした」と消防に通報がありました。
警察によりますと、当時工場では、ベルトコンベアのベルトを入れ替える作業が行われていて、クレーンでつり上げていた新しいベルトが傾いて落下しました。
現場にいた7~8人の作業員のうち、20代の男性が意識不明の重体、40代の男性が背骨を折る重傷で、現在病院で治療を受けています。
つり上げていたベルトは、円形に巻かれた状態だったということです。
警察は、ベルトが落下した原因を調べています。
◆7月11日には爆発事故 7人重軽傷
この工場では、7月11日にも岸壁に接岸・停泊していた土の運搬船で爆発が起きたばかりで、爆発によって男性7人が重軽傷を負いました。