先月、福岡県久留米市で、立ち小便を注意した男性(当時48)に暴行を加え、けがをさせたとして現行犯逮捕された54歳の無職の男性について、久留米区検は、今後、起訴しないことを決めました。
54歳の男性は、先月29日、久留米市津福今町の駐車場で立ち小便をしていたところ車の持ち主の男性(当時48)から注意され逃走。
追いついた車の持ち主の男性の顔を殴るなどの暴行を加えけがをさせたとして傷害の疑いで現行犯逮捕されていました。
現行犯逮捕された男性は、当時、酒に酔っていたとみられていて警察の取り調べに対し、「相手の男性が殴りかかってきたので反射的によけて殴りました」などと容疑を否認していました。
この男性について、久留米区検は、今後、起訴しないことを決めました。(23日付)
不起訴の理由について久留米区検は、「諸般の事情を考慮した」とコメントしています。