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西部ガス第1四半期連結決算 4期ぶりの減収・減益 LNG価格の下落などが背景

RKB毎日放送 2024年7月31日 19時0分

西部ガスホールディングスの第1四半期の連結決算は、4期ぶりの減収・減益となりました。

不動産事業が好調だったものの、LNG(液化天然ガス)の価格の下落などから、主力のガス事業で売上高が落ち込んだのが主な要因です。

純利益は27.2%減に

西部ガスホールディングスは31日、今年4月から6月までの第1四半期の連結決算を発表しました。

事業別の売上高をみると、不動産事業では、福岡都市圏などの分譲マンションの販売が好調で、前年同期比で18.4%増の94億6400万円でした。(14億7100万円増加)

一方で、主力のガス事業の売上高はLNGの価格の下落を背景に、10.3%減の368億400万円でした。(42億2300万円減少)

売上高全体では前年同期比で5%減、30億7500万少ない585億5700万円となっています。

このためいずれも前年同期比で、経常利益が16.6%減の31億3500万円、純利益が27.2%減の18億9900万円となり、4期ぶりの減収・減益となりました。

通期の業績については今年4月に公表した予想から変更はないということですが、西部ガスホールディングスの加藤卓二社長は、「物価高や原料の調達など課題は山積しているが、今後も気を引き締めて取り組んでいきたい」と話していました。

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