福岡市で1日、アジア金融・経済フォーラムが開かれ、企業の経営者らが海外での事業展開に向けてアジアの金融経済を学びました。
アジア金融・経済フォーラムには、九州の企業の経営者などおよそ450人が参加。アジア開発銀行の浅川雅嗣総裁が「アジア経済の展望」をテーマに講演しました。
アジア開発銀行 浅川雅嗣総裁「他の地域に比べると、アジアは成長率は高め、インフレ率が低めということで大変質のいい形になっています」
一方、為替や気候などのリスクがあり地域の特性を十分に理解したうえで事業を展開する必要があると説明しました。
建設機器メーカーの経営者「開発という面で建設業は向いている部分はありますので、特にアジア圏は距離も近いから出ていきやすいというのもあります」
主催した西日本シティ銀行は、国内では人口減少などで市場が縮小する中、アジアをはじめとした海外市場への事業展開が大きなカギとなるとしています。