去年、鹿児島県の屋久島沖で起きたアメリカ軍のオスプレイ墜落事故について、九州防衛局が２日、佐賀県に対し事故原因などを説明しました。
九州防衛局の江原康雄局長らは２日午後、佐賀県庁を訪れ、オスプレイの墜落事故について説明しました。
この事故は去年１１月、屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落し、乗っていた８人全員が死亡したものです。
アメリカ軍が公表した調査報告書では、変速機の故障と操縦士の判断ミスに墜落の原因があったとされています。
九州防衛局は、「オスプレイの機体自体に構造上の欠陥はない」として、「今後も適切な安全対策を講じていく」と話しました。
佐賀県政策部 平尾健部長「徹底した安全対策を継続して頂きたいし、また何かあった時の情報提供についてはしっかりと説明責任を果たして頂きたいと思っています」
佐賀空港では現在、陸上自衛隊のオスプレイ配備に向け、駐屯地の建設工事が進められています。