偽造した身分証明書や不正契約したクレジットカードを使ってスマートフォンなどの電子機器をだまし取り、不正に転売したなどとして、12人の男が逮捕されました。
男らは、匿名・流動型犯罪グループ、通称「トクリュウ」とみられています。
詐欺や偽造有印公文書行使などの疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の職業不詳・石川剛樹容疑者(31)ら12人です。
石川容疑者らのグループは、去年4月から今年3月にかけ福岡県や大阪府などで偽造した運転免許証や健康保険証、不正に契約したクレジットカードなどを使ってスマートフォンなどの電子機器をだまし取り不正に転売した疑いが持たれています。
グループが得た犯罪収益は、確認されているだけで9500万円に上るということです。
警察は、男らの認否を明らかにしていません。
男らの関係先からは偽造された運転免許証や健康保険証合わせて470枚が押収されていてこれらを使ったクレジットカードや銀行口座の契約数は、800件近くに上るということです。