「いい部屋ネット」でおなじみの賃貸住宅大手の大東建託が7日、「街の住みここちランキング」佐賀県版を発表しました。
交通の要衝・大型商業施設のある鳥栖市が1位に
佐賀県の「住みここちランキング」で1位となったのは4年連続で鳥栖市でした。
九州の陸上交通の要衝で、今年6月には九州自動車道小郡鳥栖南スマートインターチェンジも開通しました。
福岡都市圏へのアクセスが良く、鳥栖プレミアム・アウトレットなどの大型商業施設もあることが評価されています。
2位には「江北町」…のんびりした治安の良い街
また、圏外から一気に2位にランクインしたのは江北町です。
佐賀県の中央部に位置する江北町の人口は2010年以降、9500人前後を維持していて、県内では鳥栖市に次いで2番目に人口減少率が低くなっています。
大東建託 賃貸未来研究所 宋 健 フェロー「そんなに特徴がないんですけれども、のんびりした治安の良い街で暮らしやすいという結果になっているようです」
町の中心部には2019年に交流施設「みんなの公園」が整備され、去年は町の内外から4万を超える人が来場。
周辺では宅地開発が進み、子育て世代の転入も多くなっています。
大東建託 賃貸未来研究所 宋 健 フェロー「住んでいる方々の評価ですから。これからどこに住もうかなという方はぜひ参考にしていただければと思います」
佐賀県の「住みここち」トップ10は
()内は去年の順位
1位 鳥栖市(1位)
2位 江北町(-)
3位 佐賀市(4位)
4位 基山町(2位)
5位 武雄市(3位)
6位 小城市(5位)
7位 嬉野市(7位)
8位 みやき町(6位)
9位 吉野ヶ里町(9位)
10位 唐津市(8位)
※(-)は昨年の累計回答者数が50人未満だったためランキング対象外
「街の住みここちランキング」は、実際にその街にすむ20歳以上を対象に、生活の利便性や行政サービスなどについて調査していて、2020年から5年間分の回答を累積して集計したものです。