8日、日向灘で起きた地震で南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意が発表されましたが、福岡と各地を結ぶ高速バスや新幹線には今のところ影響は出ていません。
奥田千里記者「午前8時過ぎ天神のバスターミナルです。きのうの地震による影響はありませんが、帰省客からは心配の声が聞かれます」
宮崎に帰省する人「実家の方は結構揺れたみたいですが、特に被害はなくて大丈夫だったみたいで安心しています。高速が止まったらどうしようかなっていうのはあったんですけど」
福岡から宮崎や鹿児島に向かう高速バスは、通常通り運行されています。
金子壮太記者「午前8時JR博多駅です。地震の影響で運転を見合わせていた新幹線はすべて通常通りの運行に戻ったということです」
鹿児島に帰省する男性「実家は地震でだいぶ揺れたみたいですけど、全然問題ないみたい。(新幹線の運行状況は)けさ確認したら問題ないということなので良かったなと思っています」
東海道新幹線は、一部の区間で速度を落として運転していますが、JR西日本によりますと博多駅を発着する山陽新幹線に影響は出ていないということです。
一方、福岡県内では瀬戸内海に面した自治体が、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定されています。
このうち南海トラフに最も近い豊前市は9日、地震が起きた際の避難所の対応などを確認し、市民に対して地震への備えを呼びかけています。