長崎に原爆が投下されて9日で79年です。
原爆投下の第一目標だった福岡県北九州市でも平和祈念式典が開かれました。
小倉北区の勝山公園で行われた式典には、被爆者やその家族などおよそ200人が参列し、長崎に原爆が投下された9日午前11時2分に黙とうを捧げました。
西日本最大級の兵器工場があった旧小倉市は原爆投下の第一目標となっていましたが、視界不良のため長崎に投下されました。
全国の被爆者の平均年齢が85歳を超える中、武内和久市長は「唯一の被爆国として恒久の平和の実現に向かって不断の努力と取り組みを進めていかなければならない」と述べ、参列した人たちは平和への思いを新たにしていました。