JR九州は19日、お盆期間の利用状況を発表しました。
去年より利用客は増えたものの、南海トラフ地震臨時情報や台風の影響で、コロナ禍前の利用状況には届きませんでした。
JR九州によりますと、お盆期間(8月9日~18日)の九州新幹線と長崎線・日豊線を合わせた利用者の数は73万8千人で、前年よりも9.6%の増加となりました。
一方、新型コロナが流行する前の2018年と比べると、12.4%の減少となっています。
JR九州は、帰省の需要が高まったものの、期間中に発表された南海トラフ地震臨時情報や関東地方に接近した台風が影響して、コロナ禍前の水準に達しなかったと分析しています。
またJR西日本は、山陽新幹線の新山口~小倉間の利用者の数が、前年から2%増の86万2千人だったと発表しています。