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車内に置き去りか 死亡した生後10か月の男の子の両親を略式起訴 真夏のコストコ屋外駐車場

RKB毎日放送 2024年8月19日 18時57分

去年8月、福岡県北九州市にあるコストコの駐車場で、生後10か月の男の子が置き去りにされて死亡した事件で、小倉区検察庁は、男の子の両親を略式起訴しました。

この事件は去年8月、北九州市八幡西区にある大型小売店「コストコ」の駐車場に停められていた車の中で生後10か月の男の子が心肺停止の状態で見つかり、その後死亡したものです。

男の子は午前10時すぎからおよそ2時間の間、車内に取り残されていて、死亡原因は脱水症と熱中症でした。

その後の警察の捜査で、男の子の父親(27)と母親(27)は、別々に車を降りて買い物をしていて、互いに、相手が男の子と一緒にいると思い込んでいたことが分かっています。

両親は合流した際に、相手が男の子と一緒にいないことに気が付いたということです。

検察は8月19日付で、男の子の両親を「自助能力がない男の子が熱中症を起こすなどして生命に危険が及ぶ事態を未然に防ぐ義務があったにもかかわらず、男の子を車から降ろすのを忘れて車内に放置して買い物に出かけた重大な過失により、脱水症と熱中症に陥らせて死亡させた」などとして重過失致死の罪で略式起訴しました。

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